☆☆☆
それから、また時間は経過した。
あたしの体はとうとう骨だけになったらしく、そうするとなぜだか一度見えなくなったものが見え始めていた。
それは不思議な現象だった。
視覚も嗅覚も感覚も、生前通りなのだ。
ただ、骨になってしまったあたしはやっぱり動くことはできず、ただそこに埋まっているだけだった。
死んだ人間にこんな事が起きているなんて、信じられる話ではなかった。
これはきっと神様のイタズラなのだろう。
いつまでも埋められてとうとう骨になってしまったあたしを見て、神様がちょっとしたプレゼントをくれた。
そんな所だと思う事にした。
それから、また時間は経過した。
あたしの体はとうとう骨だけになったらしく、そうするとなぜだか一度見えなくなったものが見え始めていた。
それは不思議な現象だった。
視覚も嗅覚も感覚も、生前通りなのだ。
ただ、骨になってしまったあたしはやっぱり動くことはできず、ただそこに埋まっているだけだった。
死んだ人間にこんな事が起きているなんて、信じられる話ではなかった。
これはきっと神様のイタズラなのだろう。
いつまでも埋められてとうとう骨になってしまったあたしを見て、神様がちょっとしたプレゼントをくれた。
そんな所だと思う事にした。