「あの……」
「何?」
「前見て歩いた方が安全なんじゃ……」
さりげなく腕を離して貰おう作戦。
だって女の子二人で腕組んで歩くんだよ?
例えそれがセナでも戸惑うんですけど。
なのに。
きょとん、とした表情を浮かべ、数秒。
次は、満面の笑みを私に向けた。
「大丈夫。私まみちゃん信用してるから。ほら、行こ?」
「あ、はい……」
なんだこれ。
笑顔に負けて返事しちゃったじゃん!
結局。
今日初めて会った女の人に、腕を組まれて誘導する羽目になった私。
ブログに書くネタ満載じゃん。
残念ながら、私はブログやってないけどね。
バレない様に、大きく溜め息をゆっくり吐くと、同じ制服を着た人達の流れに乗り、学校へ向かった。
「何?」
「前見て歩いた方が安全なんじゃ……」
さりげなく腕を離して貰おう作戦。
だって女の子二人で腕組んで歩くんだよ?
例えそれがセナでも戸惑うんですけど。
なのに。
きょとん、とした表情を浮かべ、数秒。
次は、満面の笑みを私に向けた。
「大丈夫。私まみちゃん信用してるから。ほら、行こ?」
「あ、はい……」
なんだこれ。
笑顔に負けて返事しちゃったじゃん!
結局。
今日初めて会った女の人に、腕を組まれて誘導する羽目になった私。
ブログに書くネタ満載じゃん。
残念ながら、私はブログやってないけどね。
バレない様に、大きく溜め息をゆっくり吐くと、同じ制服を着た人達の流れに乗り、学校へ向かった。

