青空の下月夜に舞う


「それよりごめんね。さっき怖かったろ?」


冷蔵庫から、みんなの飲み物を取ってきてくれたミナが、私にコーラを手渡しながら申し訳なさそうに言う。


「ううん!……や、怖かったけど、そういう意味じゃなくて」


ふるふると頭を振りながら答えた。
ミナが悪かったって思わなきゃいけないなんて、あの状況は理不尽だ。

逃げてるみたいだったし、狙って……って言ってたから。


私の言葉を受けたミナは、

「ありがとう」

と微笑んで。
それを見た裸女が、少し拗ねた様に言い放つ。


「南、私にも“怖かった?”って聞いてよぉ」

「美咲さんは面白かった?が、正解でしょ」

「隼人くん酷い。黒邪気だったけど、見たことなかったし~。南居るから怖くな……や、怖かったよ、南~」