「先に戻ってようか。今日は美咲も麻衣ちゃんも居るし」
みんなが散らばると。
隼人に連絡が入ったらしく、運転席に座るミナが口にする。
裸女が、ミナに賛同し隼人がスマホに文字を打ち込んでいた時だった。
「……っ!!」
私達の目の前を。
まるで走行を止める様に三台のバイクがゆっくりと対面で現れた。
顔を隠しているからはっきりは分からないけど、着ていた服の色が、違う。
みんな黒だったけど、白。
色違いもあるんだなぁって、ぼんやりと考えていた。
「チッ……」
ミナが小さな舌打ちをして。
「悪い。麻衣ちゃん掴まっててね」
そう口にした瞬間。
「え……う、ひゃ……!!」
勢いよくバックしたかと思えば。体にかかる凄い遠心力。

