「麻衣ちゃんは、“トモダチ”だよ。うちらはもうそう思ってるよ?」
裸女が。
みんなが優しいから。
気付けは静まり返る室内。
振り返って見ると、響とミナはいつの間にか話をやめていて。
思わず拳を握る。
「わ、たしが。居たら……めいわ、く」
「バカかお前」
力なく話す私に、隣に座る祐也が悪態を吐いた。
「迷惑なら、“オトモダチ”って言うかよ。飯も誘わねえ」
「……」
タバコに火を点けながら、眉間に皺を寄せて。
祐也の赤い髪が揺れる。
「後はお前次第なんじゃね?深く考えすぎなんだよ。教室で俺と話すだろ。場所が違うだけだ。他に何も変わりはしねえ」
「……」
何で……こいつの言葉なんかに。
感動してんだ。私は。

