青空の下月夜に舞う


「周りに興味なさそうだし」

「あんま笑わねえし」

「喋らねえし」

「気強そうだし」

「暗そうだし」



おいおい散々だな。

それを聞いている祐也はお腹を抱えて笑っている。



「話してみないと分かんなかったりするよね。ま、お互いだけど」


裸女が口にした言葉に心の中で頷く。

見た目で、怖そうとか。危なそう、とか。
絶対近寄りたくない人種のこの人達も、当たり前に笑ったり、ふざけたり、悩んだりする訳で。


「でもさ、その分麻衣ちゃんは顔で喋ってるよな」

「喜怒哀楽を隠してる“風”だよな」


慶太郎と他の男の子達が言い放つ。

隠してる風、って。ちょっと傷付く。


「ポーカーフェイスが得意分野だと自負していたのに」

「いや、ありえねえから」