青空の下月夜に舞う

私と祐也が面白い、と。
周りから笑われながら、少しずつみんなとの距離も近付いた夕食になった。


「麻衣ちゃんって呼んでいい?」


慶太郎の家に居る人達に、笑顔で言われた時は、胸がこそばゆくて。

笑顔で頷くと、次々に名前を告げられたけど。


「お前誰が誰かわかった?」

「隼人以外は分かんない」


私と祐也のやりとりにまた周りが笑ってくれて。

いつの間にか慶太郎も混ざってワイワイと時間が過ぎた。



「お前明日バイト?」


問われた相手は慶太郎。


「明日夕方からパン屋……」

「なら大丈夫だな。まだいいだろ?家来いよ。後から面白いもん見せてやるからさ」


肩を叩かれ、何だろう、と思いながらも。
「うん……」と返事をして立ち上がるみんなに続いて焼肉屋を出た。