「元カレ、だったりしない?」
裸女は、伏し目がちに口を開いた。
私が分かりやすいのかどうかは分からない。
けれど、それに対しての答えは……
「似てる様で違います」
曖昧に笑う。
恋人同士になった事はない。
でも……
「大好きで。一番信用していた相手でした」
ずっとずっと。
一緒にいるんだと思ってたから。
少しだけ。昔を思い出して苦しくなる。
頭が過去を思い出し、トリップしそうになるのをギリギリで踏み止まった。
「そっか……下世話だけどさ。二人の雰囲気がただの幼馴染みには見えなかったから」
裸女の言葉で我に返る。

