青空の下月夜に舞う



数十分後。


着いたのは百貨店。

レディース服売り場の階でエレベーターを降りる。


「麻衣ちゃんをもっと可愛くしてあげる!」


何となく、裸女が選ぶんだろうと予想はしていたけど。

めっちゃギャルギャルしてる服は嫌だな。
ふわふわ系ワンピースも、私には似合わない。

ほんの少し卑屈気味な私を他所に連れてこられたのは。


「ここですか?」

「うん。麻衣ちゃんのイメージはギャルじゃないし。あー、無理矢理ギャル服着せられると思ったでしょう?」


苦笑いで返すと、あははっと高らかに笑って。
店員さんと話しを進めながら、一緒に服を選んでくれた。