青空の下月夜に舞う

30分くらいして、家のチャイムが鳴り、玄関を開けると、そこには裸女。


「いらっ、うぉ!!」


いきなり抱きつかれ、倒れそうになるのをギリギリで踏ん張る。


「麻衣ちゃんに恋しそう!私」

「あはははっ」


抱きつかれた裸女からは、シャンプーのいい香りがして、体が離れると、玄関前に置かれたビニール袋の中身が、全てお菓子で。


「美咲さん、こんなに……」

「大丈夫!私毎日来るから!」

「め……」

「迷惑なんて言わせないし~。部屋広っ」


上がりながら、何もない部屋にお菓子というオブジェが追加された。



自分でも、驚くほど裸女に心を開いてきているのが分かり、一人隠れて微笑みを浮かべたのは内緒。