目を覚ますと、やはり響の姿はなく。
郵便受けに、鍵がポツンと。
申し訳なさそうに、そこにあった。
この間も、一緒に寝ただけだったから。
変な安心感で眠れたのかもしれない。
抱き枕にするには贅沢なビジュアルだけど、昨日の響の話からして、甘えてもいいのかな、と。
バイトは今日は休み。
――お腹減ったな……
再びベッドに横になり、携帯を開くと同時。
着信を知らせる音が部屋に鳴り響いた。
一瞬流れた冷や汗。
ゆっくり携帯を開くと、そこに表示されていたのは、裸女だった。
ホッと息を吐くと、直ぐに通話に切り替える。

