青空の下月夜に舞う

慶太郎は馬鹿そうに見えて、頭が良いっぽいし。

雄大の話をした日。
何かに気付いたのかもしれないと、少し考えた。



「雄大か。お前をそんな風にさせてんのは」



響の口から放たれた言葉に、やっぱり慶太郎か、と。

先程の考えていた内容がピタリとはまり、自嘲的な笑みが溢れた。



響の目を見て、首を横に振る。


私の様子を見て、軽く息を吐くと、頭を引き寄せ、抱きしめられた。



「そか」



何を思っただろう。響は数分私を抱きしめた後、寝るぞ、と。

さっきまで何も話していなかったかの様な素振りで、私をベッドに誘導し……


この間の様に、頭や背中を撫でながら私を眠りに誘った。