青空の下月夜に舞う


「まず、風呂だろ。ガチガチの体、ほぐしてこい」

「……」


振り向き、私を見上げる響。
見ようによっては、睨んでる様にも見えるよ。


無言の威圧に負けて、私は部屋着を手にお風呂場へ向かった。


バイトで疲れたのと、潮風に晒された事もあり、早く上がるつもりが、首にあてるシャワーが気持ちよくて、いつも浴びるシャワー時間と変わらない位入っていた。




部屋着を纏い、肩からタオルをかけてリビングに行くと、響の姿はなく。

開けられたままの寝室の扉を見れば、ベッドに横になる長い足が視界に写る。



ソッと寝室を覗けば、瞼を閉じ、規則的に上下に揺れる響の姿。