青空の下月夜に舞う

帰りながら、皆で明日の夜ご飯の話をしていた。


結局焼肉屋になったみたいで、家の店じゃないよね?なんて考えながら、話し声が心地よく聞こえ出し、私に睡魔が襲う。



楽しそうに周りが話せば話す程、自分の中の黒いものが頭を支配しそうになる。

必死にしがみついている綱は、もう今にも千切れてしまいそうなのに。


手放した所で、本当の孤独が待ち受ける事に怯えて暮らす。


穏やかな眠りには落とさせてくれない感情が、重くなる瞼を無理矢理あけている。



家の明かりは消えている時間帯。
2時だよ、もう。


前の車のテールランプも。
街を照らす外灯も。

綺麗だとは思えないけど、流れる景色をただただ見つめる。





私をおろす手前で、慶太郎が降り。
次に祐也が降りた。

喋ってる主な人は、慶太郎、裸女、祐也だから車内が少し静かになる。


そして。
家のアパートの前で、ゆっくり停車した。