青空の下月夜に舞う

響から目を反らしながら、皆に目を向けると、手持ち花火をしていて。


「手持ち花火に誘ってくれるんだったの?」


明るく言葉を放つ。

響は何か言いたげな顔をしていたけど、歩き出した私を引き止める事はせず、皆に近付き、裸女を見付けると、


「可愛いですね」

「麻衣ちゃんもやろうやろう!はい、麻衣ちゃんの」

「多い!」


突っ込み、笑う私に、裸女も笑ってくれる。



響の方は見ない様にした。

今、変に話すと泣きそうだったから。


皆の前で泣いて、楽しい雰囲気を壊すといけない。

電話がかかってくる前は、何が楽しいんだろう、ぐらい思っていたけど、今は状況に溶け込むのが一番楽な方法に思えて。