青空の下月夜に舞う


ははっ、と乾いた笑いを漏らす。


「あ、信じてないなぁ?慶太郎も祐也くんも響も南もだよ?」

「ははは」

「もう!麻衣ちゃん!作り笑い酷い~」



分かりやすく拗ねる裸女に、今度は本当に笑った。
知れば知るほど可愛いなこの人。
年上に可愛いとか言ったら怒られそうだけど、裸女なら「ありがと~」とか言いそう。

最後の花火も打ち上がり、皆の笑い声が上がると、1つの影がこっちに近付いて来た。


「あ。私南のとこ行ってくるね」


誰だか分かった途端、隣から腰を上げて、去っていく裸女。

どうしたらいいのか分からず、固まっていると。


「隣いい?」


その声に首を小さく縦に振った。