青空の下月夜に舞う


次々に上がる花火に、口をぽっかりと開けた。


「綺麗だね!あっち行こっ」


私に腕を組み、歩き出す裸女に合わせて私も歩く。

き、綺麗だけどさ。
あんた達見てるの?これ。

つか、いくらすんの。
大量の花火に、きっとお店の人も目を丸めたと思う。


裸女に連れて来られ、腰を下ろした所にはちょうどいい石が。

いつの間に買ったのか分からないジュースを裸女から受け取り、オレンジジュースを口にすると、暫く花火に見入っていた。


「ミナくん後何個?」

「わかんねえけどもう少ねえ!」

「ミナ!煙草吸え!煙草!」


暗がりではっきりは顔見えないけど、全員が参加しているみたい。