体は響とは反対向きにベッドに入る。
背中も触れない距離。
横になると、体がずっしりと重く感じた。
その時。
響がもぞもぞと動き。
「ひゃっ……」
「そんな声出すんじゃねぇ」
さっき後ろから抱かれた体勢と、ほぼ同じ。
腰に手を回し、私を引き寄せ。
更に首のしたから腕が伸びて。
腕枕……っ!腕枕だよ……っ!!!
ベッドだという事に意識が向くのか、さっきとは比べ物にならないくらいに心臓が煩い。
「離れてよ……これじゃ眠れない」
「大丈夫だ」
いや、私が大丈夫じゃないんだってば。
背中から伝わる声。
腕に伝わる振動。
「危なっかしいなお前」
「……あんな喧嘩する人に言われたくないんですけど」
背中も触れない距離。
横になると、体がずっしりと重く感じた。
その時。
響がもぞもぞと動き。
「ひゃっ……」
「そんな声出すんじゃねぇ」
さっき後ろから抱かれた体勢と、ほぼ同じ。
腰に手を回し、私を引き寄せ。
更に首のしたから腕が伸びて。
腕枕……っ!腕枕だよ……っ!!!
ベッドだという事に意識が向くのか、さっきとは比べ物にならないくらいに心臓が煩い。
「離れてよ……これじゃ眠れない」
「大丈夫だ」
いや、私が大丈夫じゃないんだってば。
背中から伝わる声。
腕に伝わる振動。
「危なっかしいなお前」
「……あんな喧嘩する人に言われたくないんですけど」

