女の家で最中って。
モロじゃん。
眉間に皺を寄せて見つめると、ニヤリと笑って、視線を反らされた。
「じゃあな。明日行く」
「は?!」
次は声を出してしまった。
電話を切ると、スマホを床に置いた響。
「お前泣いてねぇのかよ」
「……」
何故か面白そうに、口角を上げて、意地悪そうに笑う。
涙が止まったのはあんたのせいなのに。
でも、普通の空気に戻るタイミングが分からず、正直、目の前の意地悪な顔に助けられていた。
……言わないけどね。
「ほら。風呂入るぞ」
その声にまたも、目を丸める。
私の顔を見た響は、くすりと笑って。
「一緒に入らねえよ。嫌なんだろ?お前顔が忙しいな」
急に、私の顔が。体が。恥ずかしさで熱を帯びた。
モロじゃん。
眉間に皺を寄せて見つめると、ニヤリと笑って、視線を反らされた。
「じゃあな。明日行く」
「は?!」
次は声を出してしまった。
電話を切ると、スマホを床に置いた響。
「お前泣いてねぇのかよ」
「……」
何故か面白そうに、口角を上げて、意地悪そうに笑う。
涙が止まったのはあんたのせいなのに。
でも、普通の空気に戻るタイミングが分からず、正直、目の前の意地悪な顔に助けられていた。
……言わないけどね。
「ほら。風呂入るぞ」
その声にまたも、目を丸める。
私の顔を見た響は、くすりと笑って。
「一緒に入らねえよ。嫌なんだろ?お前顔が忙しいな」
急に、私の顔が。体が。恥ずかしさで熱を帯びた。

