グッと喉が熱くなり、思わず俯く。
「おま、」
自分から家に上げたくせに。
何やってんだ私。
床に落ちる雫に、響が声を上げた。
そして。
「……――――――!!」
正面から。
包み込む様に、私を優しく抱きしめて。
目を丸め、息を飲む。
頬には柔らかい響の髪の感触が。
「そんな顔、すんな」
ぶっきらぼうなのに。
凄く。凄く、優しく聞こえる声。
「何があった、とか。聞かねえから。何かしんねえけど。大丈夫だ」
「……っ。」
どうして。
私なんかに優しくしてくれるんだろう。
私が欲しい言葉がわかるんだろう。
匿ってくれたから?
顔見知りだから?
だけど、そんな事は吹っ飛びそうなぐらい、体に響く、優しい声にすがりたくて。
私はブンブンと、首を振り、更に視界を涙で歪めた。
「おま、」
自分から家に上げたくせに。
何やってんだ私。
床に落ちる雫に、響が声を上げた。
そして。
「……――――――!!」
正面から。
包み込む様に、私を優しく抱きしめて。
目を丸め、息を飲む。
頬には柔らかい響の髪の感触が。
「そんな顔、すんな」
ぶっきらぼうなのに。
凄く。凄く、優しく聞こえる声。
「何があった、とか。聞かねえから。何かしんねえけど。大丈夫だ」
「……っ。」
どうして。
私なんかに優しくしてくれるんだろう。
私が欲しい言葉がわかるんだろう。
匿ってくれたから?
顔見知りだから?
だけど、そんな事は吹っ飛びそうなぐらい、体に響く、優しい声にすがりたくて。
私はブンブンと、首を振り、更に視界を涙で歪めた。

