青空の下月夜に舞う




***



「どうだった?テスト」

「ぼちぼち?」



数学の答案を手に、セナと二人机の前。

塾に行ってるだけあって、私から見ればいい点だと思うのに、苦笑い。

私は赤点さえとらなければ、補習を受けなくて済むのでそこまで気にならないけど。





この前バイトが休みだった日、やっと冷蔵庫を購入。

あれから変わらぬ日々を過ごし、休みを目前に控えたテスト地獄。

その答案が返され、来週には夏休み入る。


全て平均点くらいの点数だった私は、見事補習はクリア。バイトに支障が出なくて済むよ。


――チラリ。後ろを確認。


「ねぇ、あんた三年になれんの?」

「俺の魅力で完璧だ」


2、7、9、5、4……

奇跡的じゃん。