青空の下月夜に舞う


「ええぇ?!」

「お。いいね、その反応」

「麻衣普通代表、みたいな感じだしな!」



バイトが終わって、みんなで立ち寄ったのはファミレス。

驚きの声をあげたのは私。


だって。


「私らの年代で少しグレれた人なら美咲を知らないヤツ居ないって」

「気が短いにも程があるよな」

「今は南のおかげだろ」

「もぉ、さゆり止めてよ~」


時々口が悪かったりするなぁ、ぐらいは思ってたけど。

さゆりさんが、ミニアルバムを鞄から出して、去年までの裸女の写真を広げ、やっと納得。


「ヤンキー、ですね」

「やめてよ麻衣ちゃん、その言い方~」


少し頬を赤くする裸女は、写真の中の人とは別人。

金髪で、今とは違うイメージのキツ目なメイク。