青空の下月夜に舞う

慶太郎の家を出てから、前の生活に戻っただけなのに。

唯一の仲間はセナだけだって思ってて。


こんな風に、言葉で守られたのは初めてだったから。異様に感動した。


さゆりさん等三人と、私。
顔を見合わせて、お互い照れた様に笑う中、


「あれ~?何してんの~?」


私達に疑問符を投げ掛けたのは。


「あ!麻衣ちゃん!久しぶりだね!」


数週間ぶりに見た、裸女の姿。


「由美が麻衣虐めてたから」

「はぁ?何アイツ。」

「美咲のツレって言ったら逃げたよ」

「根性なしだね、相変わらず。麻衣ちゃん、次何かされたら言いに来てね?私よく音楽室居るから」


あまりにも普通に話す裸女に。
また涙腺が緩みそうになる。

もうこの際だから聞いてもいいかな。




「私、美咲さんに……話しかけていいんですか?」