青空の下月夜に舞う

後ろの席を見ると、気持ち良さそうな寝息を立てる祐也。

あ。黒いとこ出始めてるよ。

旋毛に視線を落として、何かムカつくから、軽く椅子を蹴る。

ピクリと動いたけど、起き上がる気配はなく、私も教室から出た。


下駄箱が見えてきた時。
見知った後ろ姿。


嫌がらせをされている四人だ。

嫌だなぁ。

気にしない様にはしてるけど、文句言われたりするのは、やっぱりいい気はしないし、避けられるなら避けていたい。


わざとゆっくり歩いた。

下駄箱に先に四人が入ったのを確認すると、私も下駄箱に向かう。

学年や、科で違う下駄箱は、普通科の私のクラスは、下駄箱から出ても、死角になり、三年の所からは見えない。