黒色女子を個人授業

結局、あれから1時間も仕事をしてしまった。

そろそろ終電の気になる時刻だ。

私はPCの電源を落として、慌ててジャケットを着込んだ。

部屋に誰もいないことを確認すると、電気を消して、ドアを施錠する。

私は一人、エレベータを待ちながら、ふとあの時も、こんな時間だったなぁなんて思い出す。

隣にいたはずの人影。


思わず漏れてしまった弱音。止まらなかった涙。

慰めてくれた、優しくて大きな手。


私のことを必要だと言ってくれた人。