目を開けると君がいた




「付き合ってねぇよ」


横から翔君が低い怖い声で言った。

そしたら、みんな黙りこんでしまった。


「場所…変えよっか」


友達の1人がそう言うと、みんなで教室のベランダへ行った。


「野亜ごめんね。ちょっとからかいすぎたね。」


「ううん、大丈夫。」


「野亜の好きな人って翔君?」


……好きな人か。



「違うよ、好きな人…いないもん」