あっ……
もう、外……明るくなってきた。
九条くんは、まだ寝てる…よね?
どうしよう。
私はこのまま、何も言わずに逃げだしたかった。
けど……
九条くんの、苦しむ顔を思いだしちゃって……。
怖いくて。
私が今、いなくなったて…
その後、九条くんが苦しみだしたら…
そう思うと、出ていけなかった。
自分のことより
他の誰かの方が心配とか、
苦しいけど、一緒にいてあげたい
そんな気持ちが初めてだった。
こんな気持ちを教えてくれたのは、
九条くん…。
好きだなぁ……。
どうしても、この気持ちは
消えないよ……。

