一緒に帰宅したり、どこかに 遊びに行ったりするのも リサが初めてだった。 テニスの全国大会を 応援しに行ったこともある。 …リサは、カイと同じくらい、 大切な友達だ。 「もー…じゃ、今度 カフェ行こうね! ココアが絶品だってよ!んじゃねー」 「あぁ、うん。バイバイ」 最後にどうでもいい情報を残して、 リサは教室から走って行った。 私もため息をついて、 通学カバンを肩にかけて歩き始める。 …今日は久しぶりに、 屋上に寄ろうと思っていた。