「イジメられてる時、どうせ俺が 死んでも悲しむ人はいないと思って、 どんどんぬかるみに足を踏み込んでた」 正反対だと思い込んでいた。 だけど、私とカイは、本当は、 似たもの同士だったのかもしれない。 「…でも、ある日、帰り道に俺が イジメられてる時、 偶然 母さんが通りかかって。 血相 変えて、 イジメっ子から守ってくれたんだ」 屋上は、深い闇。 照らすのは、星と、街明かり。 今、私は、 青色の海の中で、息をしている。