…その日の夜。 だんだんと意識がハッキリしてきて、 私は、薄っすらと目を開けた。 闇のなか。 目が慣れて、 部屋の中がぼんやりと見える。 テストのことが頭をかすめて、 部屋の中のいつもカバンを置いている 場所に目をやった。 そういえば通学カバンを 学校に置いてきちゃった。 だから、テストは見せられないな…。 …眠たい。 再び私を誘う眠気に、 意識をゆだねる…。