部屋の中の音は、 私の息切れる声、だけ。 私、サイテイ。 私、サイテイ。 わたし、さいてい。 何度も何度も、 私がさっきお母さんに吐き捨てた言葉が 頭の中で繰り返される。 『母子家庭の家になんて、 生まれたくなかった』 …身体が熱くて、 自分で自分のことを コントロールできない。 こんなこと初めてだった。 カイは、私がこうなることを予期して、 『限界がくる』なんて、言ったのか。 頭の中は、支離滅裂。