…なぜか私をやけに目の敵にしている ヤンキー、2人組だった。 茶髪は津田 かりんで、 赤髪は小沼 絵美里。 私に声をかけてきたのは、津田だった。 無視しようと黙り込んでいると、 小沼がドスを効かせて、怒鳴った。 「黙ってんなよ気持ち悪りぃな!! 調子に乗んなブスが!」 多分、あんたよりは 遥かに整ってると思うけど。 心の中でそうつぶやいて、でも、本当に そう言ったらめんどうくさいことに なるから、軽く無視して受け流す。 教室の中。 クラスメイトは誰も、 私と目を合わせたりは、しない。