「……虎」


水亜から離れ、銃を取り出して先を向ける。


「人の部屋に入る時はノックぐらいしろと言わなかったか?」


引き金に手をかけた。


「す、すみませ……」


ダァンッ!!


「ぎゃあああっ!!」











静かな森の中に銃声と共に悲鳴が響き渡った。











end.