ブランコ。

数分後、無事にみんなのところに着くことができた。


オロオロした先輩を怒ったような顔で慰めている美穂さん。


たこ焼きを食べながら意味もなくニコニコするウインピー。


すべてがはぐれる前と同じように見え、それでいてどこかに息苦しさと気まずさと、そして居場所のなさを感じていた。