小悪魔的な彼と悲観的な彼女



だからって大人の恋愛って訳でも無い。私が一方的にずっぽりハマってるこれを恋愛っていうのはとてもおこがましいと思う。ほらよく言うじゃん?恋は一人でするもの、恋愛は二人でするもの…みたいな……

……一応、二人なんだけどな。向いてる方向がお互い違うんだよな、きっと。

だってこれだけ弄んで好きだって自覚させて自分にハマった私を見て楽しんで、それで急にパタリと連絡が途絶えるって……ん?あ、あれ?


……気付いちゃったかもしれない。


これってもしかして…ついに?


ついに迎えた終わりの時…って、やつなの…?


「い…いやいやっ、流石に早いって、ついこの前好きだって言われたのに…」


ていうか毎回言ってくれてるけど、なんかそれこそ…考えれば考えるほど業務感が…


「って、まぁそれはそうでしょ!結局楽しむために言ってるんだろうし。でもだったらさ、だからこそまだ終わらせるのは早いっていうか、せっかくだったらもう少しキープしとくだろうから…って」


…何だろう。これはもう自分で自分を痛めつけてる…気分。


あぁ、もしキラキラした高校生の女の子に助言する機会があったら、こんな恋はしちゃいけないって絶対に言うのに。ていうかこんな恋にならないようにしなって…って、ならないようにしてたのはつい最近までの私だ、私。私は高校生か。高校生レベルの恋愛レベルなのか。そりゃあ良いように弄ばれる訳だ。