わたし、あなたのこと諦めます。




あたし達はなぜか、その救急車を眺めていた。


そして、救急車の中から人が降りてきた


あ…………れ…………?



「ねぇ、朝陽。あれって……?」


「おう………歩夢だよな……?」


そう、救急車の中から


付き添い人として、藤田が降りてきた


え………?


でも、今……午後1時とっくに過ぎてるよ?

だって今、3時だから……


紗耶………一人…?



「なぁ、ちょっと行ってみねぇ?」


「うんっ、行ってみよ!」


そうして、あたし達は


病院内に消えた、藤田の姿を追った。