本当の「好き」に気づいたとき、








「ウップ…」


「もー情けないなー」


あの会話から1時間後、並んで乗って、雄大が大変な事になっていた。


「や、大丈夫…大丈夫」


「本当に?」


「そのかわり…」



ベンチで気持ち悪そうに座る雄大が指さしたのは



「お、お化け…屋敷?」


「そ」


いやいやいや!


私お化け嫌いなのに!?


小さい頃から!!


知ってるよね雄大!




……まあ絶叫乗ってくれるわけだし。



「い、いいよ」



言ってしまった。



「さすが」


ニヤっと雄大は笑うと立ち上がった。



「じゃ、行こっか、楓チャン」


ひ…



そう言って雄大は私の腕を引っ張ると今までの気持ち悪さは嘘のように走り出した。