本当の「好き」に気づいたとき、



少し歩いてバスに乗り行くとすぐにつく。



大きな遊園地。



チケットを買う列の横を通り、持っていたチケットを出す。



「チケット買うのにあんなに並ぶの…」



「そ。大変だろ?」



雄大はチケットを顔の前でヒラヒラさせながら意地悪く笑った。



そして遊園地に入る。




「わあ…!おっきい!」



小さい頃以来来てなかった遊園地に私は感動した。


「そういえば…思ってたんだけどさ」



「ん?」


「雄大…絶叫ダメだよね?」



「………………」



雄大が下を向く。



「や、今日は大丈夫。

だから好きなの乗れって」



なにそれ。


私は笑ってしまった。



「じゃ、お言葉に甘えて…

あれ行こう!」



私が指さしたのはこの遊園地で一番大きなジェットコースター。



「え…?初っ端から…アレ?」



私は雄大の腕を引っ張って走った。