本当の「好き」に気づいたとき、



「真田くん…!」

「瀬戸…」


私と雄大は相手の名前を呼ぶ。


「………さ、佐倉…」


「坂下くん!」


真っ赤な真田くんと笑顔の瀬戸さん。



「なんで2人でいるの?」


私と雄大は2人の近くへと歩いていく。


「いや…別に…お前らこそ…」


真田くんは目をそらす。


「私たちは…一緒にいてもおかしくないでしょ?」

と、私が言う。


「佐倉さん!なんだか坂下くんとお似合いですよね」


瀬戸さんが私の目の前にくる。


なっ!


「そう…かな?」


「はい!思います…」


「実はねー…付き合ったんだ…」


私がコソッと耳打ちすると…


「えええええー!!!

そ、そうなんですか…」


「クリスマス・イヴに…」


「ロマンチックですね!」


瀬戸さんが自分のことのように笑うからつい嬉しくなる。


「瀬戸さんこそ真田くんとお似合いじゃん?」


私が言うと瀬戸さんは赤くなり始め…



「わ、私たちも…こ、恋人なんです…

日付が変わった瞬間から…」




!?


私はそれを聞いて真田くんをガン見してしまった。