本当の「好き」に気づいたとき、


なんとか腰を浮かせて布団を整えているときには既に雄大の支度も終わっていた。


「はや」

「んー、まあな」

近くの神社への初詣。

前も一緒に行った事はあるけど…

やっぱりこの関係になったからか、初めてのように新鮮で。


「行くか」

「うん」


親には全然気付かれていない。

いつものことだと、思ってるに違いない。

だからなにも言われずに、外に出ることができた。