「テンション上げてこーぜ! 今年それで終わってもいいのか?」 「ダメだ…」 私がぱっと顔を上げると… 「っ…!!!」 10センチ…いや… 5センチ…!? 2人の顔の距離は初めての短さだった。 「…笑って」 雄大が言う。 「…」 その落ち着く声につい、微笑んだ。 「楓は笑ってなきゃ…」 そしてまた、距離が縮まった…気がした。 こ、れは… 鼓動、うるさい… 何かを覚悟した。