本当の「好き」に気づいたとき、



楓side



雄大が申し訳なさそうに謝る。


「あ、違うの…私の勘違いだし…

謝って欲しいわけじゃないの」




「あの…さ…」




「いいのいいの!気にしないで!」



雄大の言葉を遮る。


私が勝手に寂しくなってただけだから。




「あ、お菓子ありがとう」



「あ、うん…」



私は雄大の持ってきたお菓子に手を伸ばす。




「あ、じゃあ今日ウチでご飯食べていっちゃう?

今年こそカウントダウンしたいんだー!

あれカウントダウンってことは…」





「オールするか」



雄大が笑った。