「おはよう!楓」



雄大が私の部屋にいた。



「な、え、ゆ、雄大…」



「何そんな驚いてんの?」



雄大の手にはコンビニの袋に入った大量のお菓子があった。



「今日ゴロゴロして明日初詣行こうぜ」



私は固まったまま。





「楓?」



………



まさか雄大…本当に夢だと…




私の心配をよそに雄大は床に座って言った。





「彼氏が彼女の家来たらいけねーのかよ」




え…?




「しかも昔からこんなこと日常茶飯事だったんだし許せよ」




雄大はお菓子を広げた。