「すき」
雄大のその一言が耳元で聴こえた。
…え?
え!?
嘘だよね…雄大が…
私を…?
え!?
「…」
私は何も言えず固まってしまった。
今起きていることが脳内をめぐって私の思考を動かすのに時間がかかった。
「何…?
聴こえないの?」
「い…いやっ…」
恥ずかしくて腕で顔を隠した。
だがそれはすぐに阻止される。
両腕を掴まれた。
そして雄大は真っ直ぐに私を見据えて言った。
「それなら何度でも言ってやるよ。
ずっと言いたくても言えなかったんだから」
「雄大…」
恥ずかしくて私は雄大から目を逸らす。
だって…雄大…
ドキドキが止まらない…
嘘でしょ?


