本当の「好き」に気づいたとき、



冷たい風が吹く。


私の髪が揺れた時、雄大と息が合う。


後ろで夜景は輝き、向こうにはイルミネーション。



世界に二人だけしかいないかのように。




「俺もう…」


「雄大?」


雄大が私の肩に頭を乗せて下を向いた。



「我慢…できない」




私の心臓は跳ね上がった。



どうしよう…鼓動が聴こえそう…!!




少しして雄大は頭を上げた。



至近距離に、雄大の顔が迫る。



ちか………………




目が合う。