本当の「好き」に気づいたとき、



一瞬、思考が停止した。



時が止まった。


鼓動が聞こえる。


それは私のものなのか、雄大のものなのかわからない。
それほど、全ての音が遮断されていた。



雄大の瞳に私が映る。


私は今、どんな表情をしているのだろう。




「今…」



「ごめんね、楓」