本当の「好き」に気づいたとき、




次に来たのは植物園だった。





「しょ、植物園?」




「そう。

冬でも花が見られるよ」




へぇ〜!



「なんか意外!」




「まあな。俺だって初めてだよ植物園は」





ほら、と雄大が私を促した。







植物園の中は少し暖かく、居心地がよかった。




入ると、すぐにたくさんの花が見えた。





「この花可愛い…」





「カンツバキか…

俺はツバキよりカンツバキの方が好きだな」




「カンツバキ?」




私が聞き返すと雄大は隣の花を指さした。




「こっちはツバキ。

またちょっと違うだろ?」




「本当だ…」




凄い…そんなことまで知ってるの?



面白くなって私はテンションが上がった。




「あれは?」





真っ赤な可愛い花を見つけた。




「あれはポインセチア。ちょうど今頃がピークだから…」





「クリスマスの花?」





「そゆこと」