本当の「好き」に気づいたとき、




すると


「あいつはやめた方がいい」



!?



口を開いたのは真田くんだった。



「はぁ!?何言ってんの陽介!坂下くんかっこいいじゃん!」


いつの間にか下の名前を呼ぶほど仲良くなっている。


千里が一方的なのかもしれないけど…。


それはさておき…


どういうこと?




「そうだよ雄大の何が…」


佐野くんも言う。



「違うよ女の方。

あいつ多分今、二股中だから

さっきの人入れたら三股になっちまう」



!?!?



「嘘!?」



千里が大声をあげる。



「あいつ同じ中学でさ、話したことあんまないんだけど噂酷くて。

山口杏里って言うんだけど…

忠告しといた方がいい。

モテるからって調子乗ってっから」



真田くんの目が怖かった。



「そ、そうなんだ…山口杏里…」



「あーそういえば」



佐野くんが思い出したように言った。




「龍輝も告られたことあるよな?」


真田くんが続ける。


「ああ。丁重にお断りしたけどね」



佐野くんが笑った。


そうなんだ…。



そのあとも色々話しながらショッピングセンターをまわった。