「やっぱり…スカートがいいよ女の子っぽいし…」




あれから電車に乗り、大きなショッピングセンターへやってきた。




色々な店をまわっていた。




「白は太って見えるからなー…

だからって黒だけだと暗いし…」



千里は私に白いワンピースをあてる。



「まあ…楓が好きなように…ね」




千里はワンピースを戻した。




「……でも私も…ワンピースがいいかな」




そりゃ…ねぇ…



私だって女の子だし?



「次はあの店!」



私は千里の腕を引っ張った。