本当の「好き」に気づいたとき、




「じゃ、じゃあ勉強頑張れよ」




楓の家の前に着いた。



「うん!赤点は絶対取らないよ!」




笑顔で家に入る楓。



俺は自分の家に向かって歩き出す。




「そんなこと…」




俺と遊ぶの楽しみだからそんなこと言ったのか?


それともただ、何も考えずに…?




ったく……



俺は楓に出会ってからずっと楓に振り回されっぱなしだ。





どうしたらいい?




楓を好きでいる、ただそれだけなのに。



こんなに辛い。




でも楓を失うのは…もっと辛い。







とりあえず…テスト頑張れよ。











それから数日経ち、テストの日を迎えた。